プロジェクト画面:評価タブの使い方

Tuesday, November 07, 2017

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Posted by Masayoshi Kimura

 

評価タブでは、評価データセットに対して学習済みのニューラルネットワークを用いた演算を行い、その結果の評価を行います。

 

1 評価の進捗状況を確認するには

評価進捗情報、ログを参照します。

 

評価進捗情報のDATAは、評価データセットの全データのうち、現時点で評価が完了しているデータの個数を示します。

 

評価進捗情報の経過時間、残り時間、合計時間はそれぞれ、評価開始時点から現時点までに経過した時間、現時点から評価終了予測時間までの時間、評価開始時点から評価終了予測時間までの時間を示します。

 

ログは、評価エンジンの出力したログを示します。

 

2 実行中の評価を一時停止するには

学習結果リストを右クリックして表示されるポップアップメニューから「停止」を選択します。もしくは、学習結果タブに戻り「一時停止」をクリックします。

 

3 ニューラルネットワークによる演算結果を確認するには

表示情報選択部の、「評価結果」をクリックします。

 

評価結果部に、評価データセットに対するニューラルネットワークの演算結果が表示されます。

 

ご参考

評価結果部には、評価データセットそのものに、ニューラルネットワークの演算結果を新たな列として追加する形で演算結果が表示されます。評価データセットが画面に収まらない複数の列を持っている場合は、評価結果を右にスクロールして画面外にある演算結果を表示します。

 

ご参考

評価結果部に表示される表は、学習結果ファイルの格納されたフォルダのoutput_result.csvに保存されています。このファイルを直接開くことで外部のアプリケーションによる評価を行うことができます。

 

4 クラス分類問題時、混同行列(Confusion Matrix)で性能を確認するには

  1. 表示情報選択部の、「混同行列」をクリックします。
  2. 表示情報選択部、「混同行列」右のリストで、混同行列を表示する変数を選択します。

 

5 モデルAPI公開機能

Neural Network Consoleで作成した学習済みモデルをAPIで公開する機能です。これによりユーザは推論の実行をAPI経由で行うことが可能になります。詳細はこちらをご確認ください。