画像分類データセット作成機能

Thursday, May 13, 2021

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Posted by matsubara

本機能は画像分類用のデータセットの作成を支援する機能です。
画像データをNeural Network Consoleで扱うには、通常は画像サイズや色(モノクロ/カラー)の統一をしたり、教師データを作成する上でCSVファイルの準備が必要になります。
本機能を利用すると画像ファイルをカテゴリ毎にフォルダ分けし、出力形式を指定すれば、以下の流れで画像分類用データセットを容易に作成することができます。

1.フォルダ毎に分類された画像ファイルを用意します。

2.データセットメニューからデータセット作成をクリックします。

3.下記ダイアログが開くので、データセットの作成に関する設定を行います。
入力値が不正(空文字、数字以外、文字以外、文字数)の場合、エラーメッセージを表示されます。
編集後にCreateボタンで作成することが可能です。

ソースファイル 画像毎に分類されたフォルダが設置されたフォルダを指定します。
Source Fileで指定できる形式はtar/zip/gzになります。
シェイピングモード 各フォルダに含まれる画像のアスペクト比が指定サイズの示すアスペクト比と異なる場合、アスペクト比を合わせる方法を指定します。
トリミング:画像の端を切り取ることでアスペクト比を合わせます。
パディング:画像の端に0を挿入することでアスペクト比を合わせます。
リサイズ:アスペクト比を無視し、画像を指定サイズにリサイズします。
出力画像のカラーチャンネル数を1(モノクロ)もしくは3(RGBカラー)で指定します。
出力画像の横幅を指定します。
高さ 出力画像の縦幅を指定します。
データセットの順番を混ぜる。 データの順序をシャッフルします(デフォルトでON)。
データセット名1 作成するデータセットCSVのファイル名を指定します。
通常はこちらのファイルを学習用のデータとして用います。
データセット名2 作成するデータセットCSVのファイル名を指定します。
通常はこちらのファイルを評価用のデータとして用います。
率(%) 作成するデータセットCSVに用いるデータの割合を指定します。
データセット名1、データセット名2の割合の合計は100 (%)である必要があります。
学習用を70%-80%、評価用を20%-30%の割合にすることが一般的です。