FAQ – Cloud Service

Saturday, February 10, 2018

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Posted by Shingo Yamawaki

GPUのコンピューティングリソースを教えてください

GPU関連の主なコンピューティングリソースは下表のとおりです。

GPU GPU搭載数 GPUメモリサイズ NVLink メモリサイズ
NVIDIA® TESLA® K80 GPU 1 12GiB 61GiB
NVIDIA® TESLA® V100 GPU 1 16GiB 61GiB
NVIDIA® TESLA® V100 GPU 4 64GiB 200GBps 244GiB
NVIDIA® TESLA® V100 GPU 8 128GiB 300GBps 488GiB

効率的にジョブ実行を行うためには?

GPUでの学習の費用対効果をあげるために以下のヒントを参考にしてください。

  • CPUでProfileを実行し、作成したネットワークが意図通りか確認しましょう。意図通りではないネットワークの実行に高価なGPUを使うのはもったいないです。
  • キャッシュ作成には学習実行にGPUを選択してもCPUで処理されます。そのためCPUのProfileでキャッシュを予め作成後、GPUで学習を実行すると効率的です。
  • キャッシュ作成処理中に月額利用料金の上限値に達すると当該処理はSuspend状態になります。ただし、このジョブを再開(Resume)してもキャッシュ作成は最初からになります(キャッシュ作成が終わっていれば再開時はそのキャッシュを利用します)。
    そのため、前もって月額利用料金の上限値に余裕があることを確認し、ProfileをCPUで実行してキャッシュを作成することをおすすめします。

Neural Network Console CloudのユーザーIDがわかりません

Dashboard画面を表示し、左メニュー内の「Service Settings」をクリック後に表示される画面内の中央上部にユーザーIDが表示されます。

月額の利用料金の上限値を設定したい

Neural Network Console Cloudの月額利用料金が意図せず膨れ上がらないように、予めその上限値を1万円から10万円の間で設定できます。上限値を超えるとすべての学習・評価が停止します。
Service Settingsメニュー内から「Change Limit」をクリックして設定してください。
※上限値を超えた時に学習・評価が停止するため、ネットワークの大きさなどにより超え幅は多少異なります。

月額利用料金の上限値を10万円以上に設定したい

Service Settingsメニュー内から1万円から10万円の間で任意の値に変更できます。
10万円以上の金額に設定したい場合は問い合わせフォームより、「お問い合わせ目的」を「Neural Network Console Cloudの月額課金額上限値の変更」に指定しご申告ください。ご申告の金額にて月額利用料金を毎月予約します。申告金額に問題がない場合、その金額内でのご利用が可能です。なお、利用料金は実際に使用した分になります。

利用料金が前の月の請求に含まれます

Neural Network Console クラウド版のタイムゾーンはUTCになっています。日本時間(JST)はUTCより9時間進んでいます。そのため、例えば、日本時間の2月1日1:00AMに実行した学習は、UTCでは1月31日の4:00PMに実行しているため1月分として課金されます。
追加ワークスペースでも同様にUTCで課金されるためご注意ください。

追加ワークスペースの課金体系を教えてください

追加ワークスペースは当該月の最大容量で課金額が決まります。月単位の課金で日割りや時間割りはありません。例えば、月の途中で10GBの追加を行うと、その月に10GB分の月額料金が課金されます。逆に、月の途中に10GBを減少させてもその月は10GBの追加分が課金され、次月から減少させた料金になります。
なお、Neural Network Console クラウド版はUTCのタイムゾーンになっているので月の切り替わりタイミングにはご注意ください(日本時間はUTCより9時間進んでいるため、UTCでは日本時間の毎月1日9:00AMに月が切り替わります)。
追加ワークスペースの料金はこちらをご覧ください。