本日、Neural Network Console クラウド版をアップデートいたしました。今回のアップデートでは、ご要望が多かった学習ジョブ処理やバックグラウンド処理の可視化対応を行っております。
主なアップデート
1.学習ジョブ処理の可視化
2.バックグラウンド処理の可視化
3.「Scatter plot」プラグインの追加
1. 学習ジョブ処理の可視化
学習ジョブ実行処理において以下の進行状況を可視化します。
・サーバ起動処理:
学習ジョブを実行するサーバの割り当て、サーバの起動処理状況を表示します。
・キャッシュ処理:
学習に利用するデータセットキャッシュの作成処理状況を表示します。
キャッシュは一度作成するとしばらくクラウド上に保存されるため、2回目以降は処理が省略されます。
・学習実行:
学習の進行状況を可視化します。
経過時間と残り時間、合計時間の予想時間が表示されます。
なお課金対象は学習実行時間になりますので、サーバの起動処理やキャッシュ処理の時間は課金されません。
2. バックグラウンド処理の可視化
以下のバックグラウンドでの処理をダッシュボードに一覧表示します。
・最近のジョブ:
ジョブ実行に関し、最新3件を表示します。「さらに表示」ボタンで4件以上の確認も可能です。
・最近のデータセット:
データセットアップロードに関し、最近3件を表示します。「さらに表示」ボタンで4件以上の確認も可能です。
・最近の実行処理:
APIの公開状況を表示します。
また上部のタブに現在実行中の処理件数が表示されます。
3. プラグインの拡充
以下のプラグインを追加しました。
使い方など詳細は、こちらのページを参照してください。
• Scatter plot
上記のほか、これまで弊社で確認している不具合について対処を加えております。
Neural Network Consoleは今後も改善を継続していきます。
今後の適切な機能追加のため、引き続きユーザの皆さんからのご意見ご要望をお待ちしています!